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構造化照明顕微鏡法により回析限界を超えて分子の流動を定量化

研究論文概要

2015年3月

イギリスKing’s College London(KCL)のOwen氏が率いるチームはニコン超解像顕微鏡N-SIMを用いて、細胞内の分子の動態解析を行い、その成果がBiophysical Journalに掲載されました。

免疫学においてT細胞の免疫シナプスにおけるアクチンフィラメント(F-アクチン)の運動速度および方向の定量化は、ライブセルを用いた画像取得と解析手法が必要とされるため、固定標本や動きの遅い標本が観察対象となる手法では非常に困難でした。

Owen氏が率いるチームはニコン超解像顕微鏡N-SIMのTIRF-SIMモードと時空間画像相関分光法STICS(spatiotemporal image correlation spectroscopy)を組み合わせることによって、F-アクチンの流速及びベクトル解析を行い、F-アクチンがシナプス形成の間、T細胞の周辺から逆行的かつ放射状に流れていることを明らかにしました。

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    画像はニコン超解像顕微鏡N-SIMのTIRF-SIMモードで撮影されました。

KCLは、光学顕微鏡の共用施設としてニコンとの提携施設であるNikon Imaging Center NIC@KCLを開設し、幅広い研究者にニコンの最先端顕微鏡をご利用いただいております。

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